酢のものに使う野菜といえばきゅうりです。生で食べることが多いきゅうりは、サラダでも定番の野菜ですが、ドレッシングにもお酢が混じっているので、お酢との相性がよい野菜でもあります。
薄切りのきゅうりだけで作ったシンプルな酢のものはさっぱりとしていて、突出しにもぴったりですが、魚介類との相性もよいので、タコや蟹カマ、わかめ、くらげといった海の幸と組み合わせた酢のものも定番になっています。
きゅうりは好きだけれど、お酢はちょっと苦手なので、酢のものはあまり好きではない、という人におススメしたいのが、きゅうりを使った中華風の酢のものです。
作り方は簡単で、お酢の他に、ごま油、醤油、ラー油、コチジャン、キムチの素などを好みに合わせて混ぜるだけです。
ピリッとしたほどよい辛みで、酸味が和らぎ、酒の肴にもなるし、ご飯にもよく合います。特に、タコときゅうりの中華風酢のものはおすすめです。きゅうりは薄切りではなく、少し大き目にカットすることで、食べごたえある一品になります。