夏が旬のアジは南蛮漬けに
スーパーや魚屋にも年間を通して、日本人にはなじみ深い魚として流通をするアジですが、特に美味しい時期を迎えるのは夏真っ盛りです。 新鮮なアジはたたきにしても良いですし、網で焼いてふっくらした味わいを堪能したり、フライ料理にしても美味しくいただくことができます。 カラリと揚げたアジを子供でも好むような甘さを加えて、お年を召した方にも安心して食べられる、合わせ酢を活用したメニューも人気です。 アジの南蛮漬けは手軽なお酢で味付けをするので、ほのかな酸味と共に砂糖を加えている甘みで、絶妙な旨味を引き出すことができます。
おいしいアジの南蛮漬けレシピ
合わせ酢に強い酸味をイメージしてしまうのは、砂糖を加えないバージョンを基準にしているためです。 アジの南蛮漬けに使う合わせ酢は通販の醸造酢に砂糖やみりんにだし汁なども加えますので、お酢が入るといってもさっぱりとしていて甘さもある、とても口当たり良い料理に仕上がります。 揚げたてのアジは非常にカラッとしていますので、そのまま食べても美味しいですが、残った分は用意をした漬け汁につけ込んでおくと、簡単にアジの南蛮漬けは出来上がりますし、魚の身はしっとり柔らかくて、骨の部分まで食べられるのもメリットです。 でも食べた時の歯ごたえとしては、ちゃんとサクサク感も残っているので、香ばしさが口の中一杯に広がります。 いろいろな南蛮酢のレシピはありますが、簡単にできて誰もが納得の味わいに仕上がるレシピを覚えておけば、南蛮漬けを作るときにも鬼に金棒です。 2人分の材料はだし汁を180ccにお酢を90ccと薄口しょうゆを30cc、砂糖は12gにみりんは30ccを用意します。 これらを鍋に入れて加熱させれば、あっという間に南蛮酢は完成ですから、あとはアジのフライがあればアジの南蛮漬けはできます。 野菜をたっぷりと食べられるのも味の南蛮漬けの良い部分ですから、漬け汁に一緒に浸す野菜をいくつもの種類用意して、長さを揃えて細切りにしておくことです。 玉ねぎは白以外に紫玉ねぎを使っても良いですし、白ネギにニンジンのほかにも、ピーマンは緑以外に、赤や黄色のパプリカを入れても鮮やかな色彩を醸し出してくれます。