独身だったときは、お酢は使用頻度のあまり高くない調味料でした。餃子のタレやチキン南蛮のソースなど決まった料理にしか使わない上、そういった料理も頻繁には作らないので、醤油やみりんがどんどん新しいボトルに替わる一方、お酢はなかなか中身が減りませんでした。転機は娘が離乳食を卒業した頃でした。ニンジンが嫌いな娘でしたが、義実家で出されるニンジンの千切りの料理だけはよく食べるのです。義母に聞いてそれが「キャロットラペ」という料理だと知りました。早速家でも作るようにしたら、飽きずに毎朝のように食べてくれます。爽やかな酸味なので寝起きでも無理なく食べられます。火を使わず簡単に作れるのもよい所です。あれほど娘にどうやってニンジンを食べさせようか悩んでいたのが嘘のようです。私も中年に差し掛かり、体脂肪が気になりだしたので、娘と一緒に気軽にお酢のある生活が楽しめて喜んでいます。これからも無理なくお酢を使った料理を楽しんでいきたいと思います。
(Author)
No description.Please update your profile.
View all post by osucooking.info